先週の土曜日、車のFMラジオから
小山薫堂氏

の話が流れていた。
小山薫堂氏

っていう名前を初めて聞いたけど、話し方、話す内容、声がなんかすてきで
思わず、ボリュームを大きくして聴いた。映画
「おくりびと」
の脚本を書いた人らしい。
この方が番組の中で、作家の
池波正太郎氏の話をしていた。
ちょっと素敵な温かい話だった。
池波正太郎氏はタクシーに乗った時、必ず運転手にチップを渡すのだそうである。
海外でならわかるけど・・・「日本で?」と思った。
彼が日本でもチップを渡す理由は・・・
チップをもらって、うれしくない運転手はいない。どんなに無愛想な運転手でも、無口な運転手でも、態度の悪い運転手でも、もらえば、
笑顔
がこぼれる。
笑顔
のまま、次のお客さんを迎えることができる。そうしたら、そのお客さんもうれしくて
笑顔
になる。そのお客さんが会社に行ったとしたら、社員にもやさしくできるだろう?!
1日が
笑顔
で過ごせるだろう。
こんな
笑顔
がどんどん広がっていったらすてきなことじゃない?!
これを
池波流ダンディズム
という…らしい。
こんな話をきいてとても温かい気持ちになった。
ほんのちょっとした気遣いで、つながっていくみんながしあわせになる
。
そして、そんなことをした自分もしあわせになる。
こんなことをさりげなくできる人ってスマートだなあって思う。

そして、さらに思わず微笑んでしまったのは・・・この話をしていた
小山薫堂氏。
「自分もやってみたいのだが、貧乏性で100円、200円渡すのにもためらってしまう。」
とのこと。(でも、きっと渡す努力をしているんだと思う。)
まねして、サッとやるのかなあと思ったら・・・なかなか勇気のいることなんだね。
でも
、できることを無理なく、人のことを想って動いていけたらいいいなあ!
みんなで笑顔をつなげていきたいね!