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静岡県・新しい公共支援事業
『フルコスト・リカバリー フォーラム in 静岡』
~ サードセクター組織の経営力向上を目指して~
日時:2013年3月15日(金)13:00~16:00
場所:ふしみや 401・402会議室
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■Shimin Forum21・NPO centre■━
「フルコスト・リカバリー」という言葉をご存じですか?
●フルコストリカバリーについて
「フルコスト・リカバリー」とは、「総費用の回収」を意味しています。
通常、事業を実施する場合には、事業担当者の人件費などの直接人件費と講師謝
金や交通費、印刷物の印刷代などの直接物件費の他に、「間接経費」が発生しま
す。「間接経費」とは、事務所の家賃や本部機能の経費など、事業には直接的に
は係らない経費ですが、事業を実施するうえで欠かすことができない経費のこと
を指します。
●フルコスト・リカバリーとNPOの経営力アップ
この「間接経費」を含めて、事業実施に係るすべての費用を回収することが、組
織の経営にとっては、とても重要なことです。よくNPO側から課題として、「資
金不足」「お金がない」ということが挙げられます。NPOはもともと対価を得に
くい活動をしているため、資源を継続的に引き付けるための努力と工夫は必要で
す。そのためには、フルコストを把握し、間接経費に使える資金を確保すること
が大切です。つまりは、NPOの経営力アップのためには「フルコスト・リカバリー」
の考え方は欠かすことができないポイントとなります。
今回のフォーラムでは、まずはまだまだ知られていない「フルコスト・リカバリー」
の考え方について、多くのNPOや自治体・企業関係者に理解してもらうための機
会として開催します。
フルコストに早くから取り組まれている福岡県大野城市からゲストをお招きし、
事例なども含めて、お話しをお伺いしていきます。
多くの方にご参加頂き、「フルコスト・リカバリー」について、理解を深めて頂
きたいと思います。
みなさま、せひご参加ください。
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時:2013年3月15日(金)13:00~16:00
場 所:ふしみや 401・402会議室(静岡県静岡市葵区呉服町2-3-1)
参加費:無料
定 員:70名
━【プログラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●第1部・基調講演
見城俊昭(大野城市新コミュニティ課長・コミュニティ担当部長)
●第2部・事例報告
佐野荘一(NPO法人東海道・吉原宿 代表)
●第3部・パネルディスカッション
【パネリスト】
見城俊昭(大野城市新コミュニティ課長・コミュニティ担当部長)
脇坂誠也(NPO法人NPO会計税務専門ネットワーク 理事長代理)
佐野荘一(NPO法人東海道・吉原宿 代表)
藤岡喜美子(特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長)
【コーディネーター】
後房雄(名古屋大学大学院法学研究科 教授)
━【登壇者紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
見城俊昭(大野城市新コミュニティ課課長・コミュニティ部長)
1955年生まれ。総務部財政課長、企画政策部自治経営推進課長などを経て現職。
民間の経営理念を取り入れた大野城方式によるNPMを全庁的に展開。研鑽に基
づく、予算の枠配分方式を取り入れた大野城市独自の事務事業の事後評価システ
ム「フルコスト計算書診断」と事前評価システム「実施計画診断」を実施。さら
に、自治体EA(全体最適化)とBPR(業務の再構築)を図るための診断シス
テムとして「市役所DOCK」事業に移行。部長をグループ会社の社長、課長を
子会社の社長とする庁内分権による行政経営を推進。市内4地区のコミュニティ
センターを核に、統合補助金制度や新コミュニティ交付金制度の導入等による都
市内分権(地域等との共働)をテーマトする新しい市域経営に着手。ワンストッ
プサービスをテーマに、全国初となる電話交換一体型のコールセンターと民間会
社と連携したワンストップ対応の総合窓口を開設。これらを推進することで、人
口約95,000人に対して、市職員が387人(普通会計ベース)というスリムな行政
経営システムが確立。
佐野荘一(特定非営利活動法人東海道・吉原宿 代表)
吉原商店街振興組合理事。東海道の宿場町・吉原にかつてのにぎわいを取り戻
そうと、商店主や市民有志らと「東海道・吉原宿」を2003年に設立し、代表に
就任。以来、店舗のシャッターに描く絵を公募する「吉原宿ストリートアート
スタジアム」など新企画を次々と打ち出す。現在、フルコストの算出と回収を
目指しており、「市民フォーラム21・NPOセンター」がそのサポートをしている。
脇坂誠也(NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク 理事長代理)
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。国際協力事業団青年海外協力隊でコート
ジボワールに派遣。平成11年に脇坂税務会計事務所開設。NPO法人NPO会計税務専
門家ネットワーク理事長代理、NPO支援東京会議副代表、NPO法人NPO事業サポー
トセンター、NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会、日本ファンド
レイジング協会、他監事、認定NPO法人ネットワークアドバイザー、NPO法人会計
基準策定委員会副院長。
後房雄(名古屋大学大学院法学研究科 教授)
公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事、特定非営利活動法人市民
フォーラム21・NPOセンター代表理事。専門は、政治学、行政学、NPO論。主な著
書に、「政権交代への軌跡-小選挙区制型民主主義と政党戦略」 (花伝社、2009)、
「NPOは公共サービスを担えるか」 (法律文化社、2009年)、「『オリーブの木』
政権戦略」 (木村書 店、1998年)、訳書に、「準市場 もう一つの見えざる手-
選択と競争による公共サービス」(法律文化社、2010年)、編著に「フルコスト
・リカバリー(総費用の回収)」(2011年)がある。
藤岡喜美子(特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長)
愛知県生まれ。東京海上を退社後、婦人会など地域活動に従事するとともに、ボ
ランティア団体を複数立ち上げる。町会議員を1期就任。2005年より特定非営利
活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター事務局長。2009年9月、JACEVO設立
の中心メンバー。市民、行政、企業の3つのセクターに身をおいた経験から新し
い社会システム構築に向けての提言と活動を行う。自治体改革支援として、行政
経営、行政とNPOとの関係などについて政策アドバイザーを務める。成果を生み
出すことができる組織となるための民間非営利組織へのコンサルティングには定
評がある。著書「ここがコミュニティ」「NPOのためのオンリーワン戦略」など。
内閣府新しい公共の推進会議委員などの政府・行政の委員も歴任。
━【申込方法】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お名前、ご所属(役職)、連絡先(電話、FAX、メール)をご記入の上、件名を
「フルコストフォーラム申込み」として頂き、下記の送信先までお送りください。
メール確認後、こちらから受付完了のご連絡をお送りさせて頂きます。万が一、
受付完了メールが届かない場合には、恐れいりますが、事務局までお問い合わせ
ください。(電話やFAX等でのお申込みも可能です。)
≪送信先≫
市民フォーラム21・NPOセンター(担当:小畑)
obata@sf21npo.gr.jp
━【問い合わせ先】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター(担当:小畑)
〒462-0819 愛知県名古屋市北区平安1-9-22
TEL:052-919-0200 FAX:052-919-0220
E-mail:obata@sf21npo.gr.jp
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特定非営利活動法人
市民フォーラム21・NPOセンター
小畑 直也
〒462-0819
名古屋市北区平安1丁目9番22号
電話:052-919-0200 Fax: 052-919-0220
E-mail: obata@sf21npo.gr.jp
URL: http://www.sf21npo.gr.jp
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