トップ > 団体訪問!

団体訪問!

団体訪問! >> 記事詳細

2014/05/25

めだかの会

Tweet ThisSend to Facebook | by 藤井
こんにちは♪
今回は唄や踊りで、市内の高齢者施設を定期的に慰問している
「めだかの会」の皆さんを紹介します。
平成19年4月以来、月1回のペースで
湖西市を中心とした老人ホームや病院など23の会場を廻り
唄、踊り、手品、ダンス、時にはバルーンアートなどを通じて
施設利用者の方々と交流を図っておられます。

この日は 湖西市岡崎にある
介護老人保健施設 まんさくの里の5月のお誕生会で 
多彩な芸を披露される様子を取材させていただきました。

***  ***  ***
まんさくの里 2階の、
常には食堂として使われる広いホールに伺った時には既に
お誕生会の中のめだかの会による余興が始まっていて、
施設の利用者やスタッフ、70人を超える方々が
サービスステーション前の”特設ステージ”に見入っていました。

   
 
『九段の母』『越後獅子の唄』などお年寄りには懐かしい曲で、
観客の一人一人に語りかけるようなセリフが印象的です。


美空ひばりの『真っ赤な太陽』はノリも良く 観客も手拍子で応えます。


にこやかにテンポよく進む手品は、
大きな動きと、簡単な説明が加わることでお年寄りにも解りやすく、
鮮やかな色の花やレイが紙袋から出てくるたびに
観客から歓声があがりました。


『あや子のお国自慢だよ』という曲では
入出正太寺、浜名湖、新居関所をはじめ
湖西市内の身近な風景を撮影したものをスライドで投影しながら、
歌詞にも湖西の地名を織り込んだ替え歌にするという
手の込んだサービスもありました。

そして、〆は めだかの会総出の踊り『パラダイス東京』です。


出し物がすべて終わっても、
出演者の皆さんは、
観客のお年寄りと目の高さを合わせて握手したり肩を抱き合ったりと、
最後まで温かい心遣いを見せてくださいました。
***  ***  ***

公演終了後に、控室で賑やかにくつろいでいる皆さんから
お話を伺いました。
めだかの会の会員は30名近いのですが
この日の参加者は 総勢20名。
最初の公演の時に握手して帰ったこと、
大きな拍手で送られたことが 励みになっているそうです。
普段はそれぞれ個人が芸を磨く努力をして、
慰問公演の前日に一同集まり、練習するとのこと。
「みんなでアイデアを出し合ってやる」のが長く続く秘訣でしょうか。
主な活動の拠点は 新居町郷北公民館です。

***  ***  ***
さすがに、何十回も公演を重ねているだけあって
70人以上の観客を前にしても
どなたも堂々と演技されているのに まず感心しました。
次に スライドを使った特別バージョンや、選曲に 
高齢者に対する配慮を感じました。
さらに「懐かしかったでしょう?」「疲れませんか?」
という温かい言葉かけが随所で出てくるなど、
どの出し物にも
お年寄りに喜んでいただこう、という出演者の皆さんの姿勢が
こちらまで伝わってきました。
「自分たちも楽しんでる。」「今を楽しんでるから。」
と口々に語って下さった会員さんたちは
平均年齢は65歳以上だと聞いても、全く年齢を感じさせることなく
皆さん、元気ハツラツな方ばかりでした。
ご招待してくださって ありがとうございました。
【訪問日:2014年5月20日】



 




















21:36